四柱推命には流派がある

「琉球四柱推命」と一般の「四柱推命」には大きな違いがあります。少しだけ説明しましょう。実は四柱推命とはいっても様々な流派があります。現代の日本で使われている四柱推命は日本独自のもので、中国由来の「正統派」とは大きな違いがあります。

ただ日本ではそうした事実はほとんど知られていません。では何がどう違うのか。一番の大きな違いが「空亡」「特殊星」と呼ばれるものです。

「空亡術」は運勢の吉凶を単純に割り出す方法です。たとえば子丑の年は運気が「悪い」という具合です。子丑の年は12年に1度の割合で巡るので、Aさんは12年に1度悪い運気が周期的に巡るということになります。Bさんは空亡が午未なので、午未の年は運気が悪いと判断します。これが日本で広く使われている「空亡術」です。

ところが四柱推命の本場ではこうした方法は使いません。四柱推命の正統派の古典では「空亡は迷信である」「空亡は笑止千万である」とはっきりと書かれているのです。ですから日本で広く使われている「空亡術」は正統派古典とは関係ない、日本独自の四柱推命と考えるべきでしょう。

これと同じようなものに「特殊星」というものがあります。これは干支の組み合わせから単純な方法で「〇〇貴人」「〇〇殺」といったものを出します。多くの日本の流派がこれを採用しており、あなたは〇〇貴人があるので運が「強い」などと判断します。しかしこれも正統派の古典では「間違った方法である」と書かれているのです。

では何が問題なのでしょうか。簡潔にいうと、「空亡術」のように運勢の吉凶を単純に出すことはできませんし、「特殊星」のように単純にその人を判断することもできません。

たとえば運勢は「大運」や「命式」の構造、これらに「年運」などを加えて総合的に判断するものですし、その人の「性格」「才能」は命式干支や日干の性質、その配置から総合的に判断するものです。一つの干支から単純に〇〇と判断できるものではありません。

このように四柱推命とはいっても様々な流派がありますので、単純に四柱推命の「真偽」を論じることはできません。「琉球四柱推命」は正統派古典に基づいた研究を進め、さらに30年間にわたる独自の統計データを収集して構築した「新しい四柱推命」です。あなたも「琉球四柱推命」の占いカウンセリングを体験してみませんか。琉球四柱推命に関しての詳細はサイトのご案内をご覧ください。

 


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2019年07月26日